少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。

　       😉    聴き方講座世話人若狹のコメント・声がけ

学習会でのひとコマ 

３０年１０月

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　この処の面接（カウンセリング）が、人間関係に『怖さ・恐ろしさ』を感じて職場や学校にも行けない、「知り合いに会うのではないかと考えると恐ろしくて外出もできずに引きこもっている」と話される人達が続いています。その多くの人達は友人との交流もほとんどない様子。「その状態が決して良い訳ではないので何とかしたい。」「自分の将来を考えるとどうして良いか…。」と言う想いを訴えます。その様になったきっかけ（きっかけに過ぎないのだが）を自覚している人も居れば、なぜそうなってしまったのか、全く思い当たることがない、という人もいます。小学生の頃から引きこもりがちな人もいれば、思春期になってからと言う人も　おられるし、目に見える状況は似てはいるけれどそれぞれ…それぞれ…。

　原因が分かって、全ての原因を取り除いたとして（そのような事はできる訳がないのですが）恐ろしさに脅える心 ・ 起きてもいないことを想像し悪い方向へ悪い方向へと膨らませてしまうどうしようもない動き ・ 体験を瞬間に否定的にとらえてしまう動きはなかなか小さくなりません。脅威に対し強く防衛をするのは、生命体としての働きとしては当然のことです。頭で分かっていてもそれを変える等なかなか一人ではできないし…。

　お会いして少しずつ少しずつ心が開かれ、自分中心から外へ、他者へと視野を広げ、『そのまんま』を受け取っていくことができる人になるよう、安全な安定した場でご一緒したいと願っています。

 

　出勤途中、車の助手席でラジオから流れて来る歌に涙になりました。

 

　〜　負けないこと　投げ出さないこと　逃げ出さないこと　信じる事　〜　それが一番大事〜

 

　分かっているよ、それが大事って…。でもどうしょうもなく投げ出したくなっちゃうし、逃げ出してしまっちゃうし、自分も人も信じられないし…。

　でもそれが一番大事って分かっているから、自分のそれと対峙して自分で越えていかなくては…。

 

どのように生きていっても全て自分のこと……。