エンカウンターでは、自分の照合枠を解き放ち他者と自分に出逢うこと、相手とことばを響き合うこと、共振れをして心地良い関係が感じること、自分が今居ること(存在している)を許すことなどを学んだ。
具体的な参加の方法は、話したい相手に関心を寄せ、自分の中にあることを聴いてくれる人に話すことにより、自分のことばにしながら自分になっていくというプロセスを体験した。
しかし、自分が感じたことを話す場合は比較的容易にできたが、相手の話を聴く場合は自分自身の照合枠で感じたことを相手に返し、共感的理解が出来ていない自分に気づいた。
相手の照合枠を理解し、自分が相手の心に添って共振れするには、前提として自分の照合枠を脇において相手の話を丁寧に聴き、相手が動いているところを確認しながら関係の深まりを感じたときにはことばにしたり、身体言語である表情、態度、雰囲気などで伝えていかないと共振れはできない。相手が今振れたことに気づいたり、ここは触れて欲しくないところを感じたりするところを意識して観ていくことはなかなか思うように出来なかった。
これからは、日常的にも短時間、一場面でも相手に関心を持ちの話を聴く機会をつくり、心地良い関係づくりを意識し積み重ねていきたい。
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