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2008/01/05

第14回カウンセリング研修会についてのレポート

初のエンカウンターを体験してみての感想を書きます。四日目の自分の発言内容と似たような感じになる部分もありますが。

初日はエンカウンターというものがどういうものなのか様子を見ることにしました。その中で他の方々のやりとりを見ていて、「自分はこの中に入ってきちんと話をしたり、他の方の話にかかわったりしていくことができるだろうか?」と思ったような気がします。何か自分がとても未熟だと感じ、ある意味場違いなような気にもなりました。もちろん例え自分がうまく話をできなかったりしても何もいけないことではないし、周りの方々もきちんとフォローしてくれるであろうこともわかってました。でもやはり話すからにはしっかりしたいという気持ちがありました。「じゃぁ今無理だと感じることはしようとせず、できることをきちんとやらなければ。」と思い、今自分のできることである『きちんと聞くということ』を今回のエンカウンターでの自分の課題とすることにしました。

聞くといっても自分はまだまだカウンセリングとしての聞き方はできていないので、今の自分のできる範囲でということになりますが、それでも全てを真剣に聞こうと決めました。そのことを柱としたおかげで、今までの自分にはないぐらいしっかり聞くことができたと思ってますし、聞いている最中やその後の沈黙の間での自分の心の動きについても自分自身で見つめられたような気がします。その点については今回のエンカウンターを通して自分なりにやり遂げられた部分であると言えます。

逆に自分が今回満足できずに終わったことや、今後の目標としたいこともありました。一つは他者とのかかわり方についてです。他の方々を見ていると、非常に話されている方の心の内側に沿った聞き方や話し方をされているなぁと感じることが多々ありました。返事の一つ一つなどにしても「こんな感じでできればいいな。」と自分の手本にしてみたいと思えるような方もいましたし、人の話を聞いて自分にどう伝わったかやどう思ったかをきちんと相手に伝えられているなと思ったりもしました。私も実際に四日目に他の方々とお話をしましたが、まだまだダメだなと思わずにはいられませんでした。何かひどく幼稚な返事しかできなかったような気がしました。その日最初に自分の感想を話した時には思わなかったのですが、その後のWさんとのやりとりの後に特に感じました。もっと自分がWさんの話をどう聞いてどう伝わったかきちんと言えたらな、と。そのあたりを次の自分の課題にしていきたいと思いました。更に聞くということもまだまだなので、今よりもっと相手の心に沿った聞き方になりたいです。

自分について気付くこともありましたし、今回の課題もやり遂げられました。次の課題のうちのいくつかも明確になりました。参加する前に思っていたより得られるものがあり勉強になりました。エンカウンターってほんとすごいですね(笑)

K.K
平成19年12月5日