去る7月6日、箱庭療法研修会が開催されました(世話人 若狭恵美子先生)。
参加された方から、感想文を頂きましたので掲載いたします。
他の方の作品をシェアさせていただく機会をもつことができて、とても興味深く、おもしろく、大変深く貴重な体験ができま した。
自分の心の動きに気づけることはとても大切なことだと感じました。
たくさんの良い刺激をどうもありがとうございました。
H
箱庭は好きな研修です。 言葉にならない私を表現できるので、言葉で表現するのに時間のかかる私には合っているように思っています。
それでも今回は、大して置きたいものもないと思って参加しました。ただ最近とても眠たかったのですが、、、、。
箱庭を置いてみてビックリ、意外なところに疲れていたことがわかりました。2回目の箱庭で気持ちが整いました。 自分でも訳の分らない箱庭につき合って読みといて下さった先生に感謝して帰ります。
でも帰ったら しっかり眠ります。
H・M
今回、初めて箱庭療法を体験しました。最初は、まよいながら考えながら、おいていきました。お き おわった時には、達成感がありました。砂の色によって おきたいものがかわるなぁと思いました。できあがった時に、話していくと、おいていった時の自分の変化などに気づく時がありました。今まできづかなかった 自分の一面を少しみてしまったような気がします。奥が深いなぁと思いました。自分の無意識の世界って 自分では見えてなくて広くて すごいなぁと思いました。
S・K
午前は テーマ「食器棚のまよい」 開いたままの食器棚、大事なものがいっぱいつまっているのに雑然としてる。 小犬・赤ちゃん(はいはいしてる)小鳥・くつろぐ犬・ピンクの花・三頭のアルパカ・置きたい物をおき、はずしたいものをはずし、でもバラバラなかんじ、 ビー玉を陸にいくつかのせ岩からはえる葉の繁った木を右上のすみにギューッっと埋めてみる。終わった。今の私の心かな・・・ 6月末からひきづっている、だるい疲れたかんじは何なんだの思いが、箱庭の黒い砂の上にあらわれたかんじでし た。
午後 テーマ「夏の家族」 ゆれるとリンリンとなる黄色い ひまわりの絵のついた風鈴をおく。透 明なガラスの白鳥とカモ達、岬の上の庭付きの2階だて木製一軒家、飲み物・食べ物・草木・私・長男 岬の先にこちらをむいて叫ぶ夫 水辺のむこうで アッカンベーをしてほほえんでいる次男、かたちとして いないけど、存在する三男、 私の大切な家族の それぞれの場所(私の心の中での)を、知る(感じる)ことができました。
共にいなくても、心がどこかでつながっているかんじがします。
ちょっと、スッキリ、さわやかな、家族ができあがりました。今の箱庭に満足で す。
ありがとうございました。
K