今年も札幌市内の中学生が、授業 (インタビュー活動) の一貫として来所されました。カウンセリング事業に興味・関心を頂き、また直接お目にかかってお話ができる機会を持てますことを、大変うれしく思っていま す。
時間が正味一時間程度なので、事前に質問内容に、お返事を書かせて頂きました。
お返事の内容は、あくまでも作成日の思いや考えであります。
(代表 若狭恵美子)
質問3 質問された時、相手にどのように答えればいいか
質問にはその時々色々な意味があります。 (例えば 具体的な情報を教えてほしい・考えを聞きたい・自分の考えに間違いがないか確認がしたい・賛成をしてほしい・・・等々)
質問してくる人の話をよく聴いてみると、言いたいことが別にあったとか答えを自分で見付けたとか、質問しているのにこちらの考えを伝えたら、関係が壊れたとか、拒否された等はよく起こることです。正解が決まっているものは、誰に聞いても答えは同じなので答えることができますが、考え方や気持ちのことは人の数だけあると言えます。
自分の考えであれば自分で答えられるので 「自分の考えは○○○です。」 とか、 「こういう考え方もありますが・・・」 と言う言い方が良いのかもしれません。それであっても、相手が何を求めているか、ちゃんと聴いていることが答えにつながっていきます。