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2014/10/15

学習会でのひとコマ 8

小人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。


7月×日 Tさんのお話

自分への評価が人によって様々で、こんなにも違うものかと、驚きです。
お友達の一人は、私のことを「あなたは、何でも決めつけていく性格だから、話している相手が疲れるわ。」と言うし、夫は「お前はベタっとした性格だ。」妹は「お姉さんはとてもドライだね。」と言う。この三種三様の見方は、なぜでしょう。自分でもどれが本当の自分なのか、分からなくなってしまって、自分のこと知りたくて、カウンセリングの学びをしてみたいと思ったのです。

かお

観る見方感じ方はその時のその人によって、本当に様ざまです。あらゆる方向から見ることが可能です。が、見る人の見方で分かるのは、ほんの少し。意識されると、他の部分は、無意識の世界に押しやられ、無いものになってしまいます。
自分が持っている狭い基準で、相手を分かったつもりになる日常です。勝手に判断し、きめつけ、レッテルを張る等、一度思い込んでしまうと、修正するのは、とても大変です。「あの人は、○○○な人だよねぇ。」「私は、だめな人間です。」とは、よく耳にする会話です。違う部分は、無限にあるのにねぇ。その言葉に縛られて、固定された変化しないもののように、自分が勝手に思い込んでしまったりもします。