聴き方講座講師 若狭のコメント及び声がけ
8月×日
積極的傾聴法の資料を学んで、実際に話し手(クライエント)と聴き手(カウンセラー)になってカウンセリングの実際を体験していく学び、(ロールプレイン グ)を行ってみました。知識として理解しても、実際行ってみると、戸惑ったり、分からなかったり、頭で理解した通りには、全くできない、動けない自分に出 会います。
・ 始める時のカウンセラーの声がけはどうしたらいいの
・ 単純な受容や反復・反射をしようとしているのに、どこでして良いかわからない
・ 話し手の話が止まらないので、置かれてしまって、付いていけなかった
・ 質問されて、答えに困ってしまった
・ 沈黙や間があって、どうしていいか困った
・ 自分の考えを言いたくなってしまう
・ 出来事を説明してくれている中に、気持ちも込められているのが理解できたが、事柄と気持ちの区別がつきにくかった
・ 話の中に、複数の人達がでてきて、混乱してしまった 等々
お話を聴かせて戴く度に、まだまだ沢山の、聴けていない自分を発見します。
しかし私達の多くは、知識として理解できれば、とか技術を教えてもらえれば出来る・・と思い込んでいます。やり方・技術を覚えたいと思う気持ちは、分から ない訳ではありませんが、頭で理解し説明できることと、そのように行動できることとは違います。体験を何度も何度も繰り返して、自分の『身に付けて』いく こと・・・いいえ『身に付けた』では、落とします。自分の『身になって』こそ、です。 ? 知行合一