「イラストを通じて」
以前にも、このブログ内で紹介させていただきましたが、私は暇つぶしに猫のイラストを描いています。
今回も猫のイラストから、学習しているカウンセリングに繋げて表現したいと思います。
カールロジャーズのパーソナリティ理論の中にある19の命題のうちの1つである、
命題1
「個人はすべて、自分が中心であるところの、絶え間なく変化している経験の世界に存在する」
この理論と絵をコラボさせてみます。
それぞれの猫が存在するんですね・・・それぞれの猫の中では、みんな自分が中心の世界で生きています。(人間も同じ)それぞれの猫の中にある正解が自分の正解になりますが、その正解は明日になれば変わっているかもしれない。常に変化している経験の世界です。
イラストには7匹の猫ちゃんが居ますが、猫それぞれに自分の正解があれば、他の猫ちゃん(7匹居れば7匹それぞれのところで)にも、それぞれの正解があるということですね。
それぞれの存在があるから、違いを認め合いながら、環境に適応して生きていかなければ、社会の中ではバランスが取れなくなります。人間も、猫も、産まれてきたら、その社会の中で生きていくことになります。
それぞれに違う相手のことを理解したい、分かりたいとすれば、相手に声をかけて確認してみるしかない。その時は、自分の物差しを横に置いて、相手の言葉をそのまま聴かせていただくことが
大切と学習・体験を重ねてきました。
私の捉えが、どこまで理論背景を理解しているものか自信はありません。私がこの文章を書くにあたり、手掛かり・参考にしたのは、当センターで発行・販売している「講話と支援員研修の資料集」:著 若狭 恵美子の中に書かれている内容です。是非、ご活用ください。
2024.7.9 (成)