8月25日 旭川市で開催された北海道医学検査学会で、お話をさせていただく機会がありました。全体で50名程でしたでしょうか。会議室のほとんどの椅子が埋まり熱心さ、真剣さが伝わってきていました。テーマは『職場での円滑なコミュニケーションについて』と事前に頂戴していました。貴重な体験をさせて戴きました。お会いした皆様に心よりお礼を申し上げます。有難うございました。
少し日が経って自分を振り返えると、自分の成りたかった職業は・・・ということが思い出されます。
高校生の頃『高校の先生になりたい。』と考えていたことがありました。教員になるにはこの大学に‥‥と思い描いていましたが、結局はその道に進まず地方公務員になり、そこで配属になった職場が、社会福祉課でした。自分の人としての基本が、そこで多く養われたと今でも思っています。
これまでの自分の人生は悩み葛藤し、曲がりくねりながらも真っすぐに(表現が分かりづらいですが)今に繋がっています。カウンセリングを選ばずに別な生き方もありました。なぜ自分は人様の心の世界に触れ、自分を知っていかなければならないのか、‥‥と考え、葛藤したことも何度かありました。自分が選んだのではなく、自分に与えられたとしか言いようのない方向‥‥そこに何か得体のしれない思考を超えたエネルギーを感じています。
いずれにしても現在の自分にとっては必要だった曲がった道でした。その曲がりも自分に組み込まれている道だったと今の自分にはとてもよく理解できます。高校の教員にはならなかったけれど、人様の人生に少しだけ触れさせて戴きながら子供の頃に願った道、他者と『共に育つ』に生きています。
生命体の働き・力を伝え続けています。
成るように成る‥‥ 『不思議』その言葉以外やって来ません。 思議できず‥‥です。人生そのまんまいただいています。
(若) 令和6年8月30日 筆