「人間に備わっている力を信じて」
私は2年前まで太っていました。欲求任せに暴飲暴食をし、運動する機会を作る事も少なく乱れた生活習慣が身についていました。何となく体調の不安定さを感じる日々が続き、生活習慣を変える決意をしました。私は自分に対していくつか生活習慣改善のプランを立てました。
① お米半分生活
② 通勤片道30分往復徒歩生活
③ アルコール週末のみにする生活
④ 大盛り禁止生活
⑤ キッチンばさみでおかず刻む生活
⑥ 休日ランニング30分生活
⑦ 迷ったら痩せる方を選ぶ生活
⑧ 毎日体重を朝・晩に測り記録する生活 など・・・
上記様々なプランを都度自分に提案し、この2年間生活を続けてきました。上記の計画は現在まで見事9割型守れて生活を送っています。現在、2年前の体重と比べて13キロ減量となりました。しかも、上記の計画を守っていても苦痛も少なくなりました。生活習慣を変えた当初は辛くて毎日空腹で、ウオーキングやランニングをしても直ぐに息が上がっていました。しかし今は少ない食事量でも苦痛が少ない事に加え、身体も軽く感じます。体調も良い、野球でも20代の頃に近づいた様な感覚で盗塁をしたくなる。周囲からも「痩せたね」と言われる事が嬉しい。・・・
私が辛かった生活習慣を変える事が出来たのは、私の中に札幌カウンセリング学習センターでベースにしているカールロジャーズのパーソナリティー理論があったからだと感じています。その内容を一部抜粋します。「人間が成長しようとする時、非常に辛い苦痛があろうともそれを切り抜けて社会化された成熟に向う傾向などは、安易な依存への願望、外部の権威に頼って保証を求めようとする要求と同じくらい強い・・いや、それ以上に強い」というものです。
僕の中で簡単に言葉を砕くと「僕という人間が欲求に任せて食べて飲んでいたところに、体調が悪くなるという出来事で身体が危険を知らせてくれる。減量を決意して苦しくても、人間の中には苦痛を乗り越えて適応する力がある。・・僕の中にも備わっている人間の力を信じて行動すれば結果はついてくる」と。・・・人間の力はすごいと実感しています。それはまぎれもなく自分自身が体験の中から得たものであるという事も。