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2020/08/01

こころの音色 ~日々の暮らしの中で~ 14

何カ月ぶりでしょうか。   コロナウイルスが… と耳にするようになってからは、外食は控えていました。7月に入り、お昼を食べていこうかなぁと考える時もありましたが、やっぱり「お弁当を買って家で食べよう…」にずっとなっていました。このところ少し安定していることもあり、思い切って、おそば屋さんに入りました。密にならない様に座席も広く取られ、お客さんが入れ替わるごとに丁寧に、除菌の為テーブルが拭かれていました。

離れた隣に、若い女性が二人、話しをしていました。聞くとわなしに聞いていると、理美容関係のお仕事に就いたばかりの、新社会人のようです。この時期にずれ込んだ採用なのかなぁと勝手に想像もしながら … 。

職場での驚きや、小さな失敗や仕事の分からなさを楽しそうに、生き生きと話しています。おしゃべりをしている姿が、何故かとても新鮮で楽し気に感じ、こちらの方まで気持ちが軽くなりました。

 

何気ない日々の暮らしが当たり前にやって来るものと思い込み、何の疑問や意識も持たずに生活していることが何と多いことでしょう。否 こうして生きていること自体が有り難い(有ることが難しい)ことなのに … 。何と勿体ないことをしている毎日なのでしょうか。

 

別な隣のテーブルには、マスクをした若い男性2人が、話すことなく黙々とスマホの操作をしていました。

一日でも早く、マスク無しでおしゃべりや語り合いが、心ゆく迄できる日が来ることを、願わずにはおられません。                      

(若)2年7月24日 筆