(1)不登校の子供さんの箱庭療法体験から
自分に一番近い所に学校を置く。
完成間近に「やったぁ 明日学校休みだぁ…。」 この日は金曜日
ずっと学校に行っていないその子にとって、自分や他の子達が、学校に行く必要が無い日がどれほど、『ホッ』と感じられていることか。
行けていない苦しみが、どれほど心に重くのしかかっていることか。
また会おうね!
(2)「捉われから、なんとしても解放されたいです。」
「何からの捉われなのですか?」
「○○からの捉われです。 檻に閉じ込められている感覚・・・恐怖ですよ。」
< 何度も繰り返されて来た言葉 でもいつもと違った重さが感じられて・・・>
「檻に閉じ込められているそんな感覚・・・恐怖・・・。 誰の中に在るの?」
「自分の中に在る・・・。そうです。自分が生み出している恐怖、そこから自由になりたい。自分が生み出している自分の恐怖・・。自分から自由になりたいです。もう自由になって良いんですよね。こんな自分だ。これが今の自分なのだって。 在るがままを認めて‥‥。」
大人・子供の区別なく、一人の人として、生きることの苦しみと、そこから這い上がろうとする力に、表現のしようがないほどの、感動を覚えます。
底知れぬ深さと、可能性を秘めて、人間の思惑を超えた大いなる力。
(若)2年9月25日 筆