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2020/10/01

こころの音色 ~日々の暮らしの中で~ 18

(1)不登校の子供さんの箱庭療法体験から

自分に一番近い所に学校を置く。

完成間近に「やったぁ  明日学校休みだぁ…。」  この日は金曜日

 

ずっと学校に行っていないその子にとって、自分や他の子達が、学校に行く必要が無い日がどれほど、『ホッ』と感じられていることか。

行けていない苦しみが、どれほど心に重くのしかかっていることか。

 

また会おうね!

 

 

(2)「捉われから、なんとしても解放されたいです。」

 

「何からの捉われなのですか?」

 

「○○からの捉われです。  檻に閉じ込められている感覚・・・恐怖ですよ。」

< 何度も繰り返されて来た言葉 でもいつもと違った重さが感じられて・・・>

 

「檻に閉じ込められているそんな感覚・・・恐怖・・・。  誰の中に在るの?」

 

「自分の中に在る・・・。そうです。自分が生み出している恐怖、そこから自由になりたい。自分が生み出している自分の恐怖・・。自分から自由になりたいです。もう自由になって良いんですよね。こんな自分だ。これが今の自分なのだって。  在るがままを認めて‥‥。」

 

大人・子供の区別なく、一人の人として、生きることの苦しみと、そこから這い上がろうとする力に、表現のしようがないほどの、感動を覚えます。

底知れぬ深さと、可能性を秘めて、人間の思惑を超えた大いなる力。

 

(若)2年9月25日 筆

 

小さなお子さんから年配の方まで、幅広く利用していただいています。 カウンセラーと絵を描いておしゃべりをしても、箱庭で遊ぶもОK。 人生を振り返り、語り合うのも大歓迎・・・! 日常ではなかなか持てない居場所、関係を是非どうぞご利用ください。