ブログ

2020/03/15

こころの音色 ~日々の暮らしの中で~ 5

高校野球・・・意識が変われば行動が変わる R2年3月

私は高校時代、甲子園を目指す名門高校野球部で3年間野球漬けの日々を送りました。この3年間は野球部の環境についていく事に必死でした。結果的に甲子園出場を果たしましたが、私は万年の補欠で背番号をもらう事は出来ませんでした。今回は当時の出来事と、それに対する今の思いを書いてみたいと思います。

栃木遠征に行った時の事です。遠征先の高校と2週間もの間練習試合を多数行うのですが、私は審判やボール拾い・バットを片づけるなどの役割のみで試合に出る事は出来ませんでした。そんな私は遠征から北海道に帰ってきてから、中学時代の野球部の顧問へ「俺は高い遠征費を支払って、栃木まで審判をやりに行ったんじゃない」と、声高らかに「俺は正しい」と言わんばかりに主張していました。

今の私がこの当時の私に声をかけるとしたら、次の言葉を伝えると思います。
「審判ってレギュラーの試合中のプレーを一番近くで見る事が出来るから、
プレーの参考になるよ。あと、審判としてキビキビ行動していれば監督さんや仲間も見ているから、試合に出られるチャンスが来るよ。まずは与えられた役割を全力でやってみなよ。なんでもすぐにふて腐れないで・・・ボール拾いも全力でダッシュしてボールを取りに行けば、お前の足の速さを監督さんにアピールできるよ。審判もボール拾いも考え方・取り組方次第で次の試合に出られるチャンスの宝庫だよ」と。

物事はとらえ方次第、意識が変われば行動か変わる・行動が変われば結果が変わる・・・今の自分は、どんな環境でもチャンスに変えられる生き方が出来ているかな?・・・

(成)