頑張って、頑張って、出来ない自分をどうにかしよう。
何とか皆と同じように出来なければ…。思い込んで、くたくたになってしまいます。
周りも皆と同じことが良いことと思い込んで居て、頑張れがんばれって…。
皆と同じ…って? 元々違う人間なのに
周りは、その人の都合で、その人の価値観で、好きなように言いますよ。
あなたも自分中心でいいのです。自分の人生なのだから。自分を一番大切に思っていいのです。
いいえ『良い』『悪い』ではなく、 違うことが尊いことです。
そのことが、実は周りのお独りお独りが、大切な存在なのだということを教えてくれます。
きっと…。
自分をなくして、社会に合わせようと頑張ってがんばって来たエネルギーの使い方を少し変えてみませんか。
社会の中で、自分らしく生きていくにはどうしたらよいのでしょうか。たった今の自分を観て、自分の感情に素直になってみる。そんな転じ方もありますよ。
テレビからこんなことが聴こえてきました。
『 子供はなぜ秘密基地を創るのか 』
それに答えて『人間には自分を護る遺伝子が元々組み込まれていて、その方法は戦う・逃げる・隠れる・の3つです。子供は力がなく戦えないし、逃げ足も速くはないので、隠れる行動をします。』
子供達は遊びを通して本能に添った身を護る学びをしているのですね。なるほどなぁ。
大人だって、恐れがある時は自分の身を護らなくちゃ…。
隠れてばかりでは困るって…?
生命体には維持強化しながら前進する機能も、ちゃんと備わっています。
自分らしく生きていていくには、遺伝子レベルの機能を(生命体の自分の声を)自分で聴くことが必要です。カウンセリングはそこにお手伝い。
共に育つ関係をいつも模索しています。
(若)2022年5月28日 筆