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2023/12/01

こころの音色 ~日々の暮らしの中で~ 94

大谷翔平さんの言葉に想う

 

我が家ではテレビのチャンネル権が夫にあるので、スポーツ番組を多く観ます。

今日も夕食をとりながら『2023 大谷翔平 ハイライト』を観ていました。今年のホームランの映像の数々と、投手としての活躍の場面が次々と映し出されました。合間に、インタビューの映像が時々流れて来て、感動的な言葉に思わず食事の最中ながら、メモを取りました。

「構えができていないと、振り遅れてしまう。構えができていて、そこにボールが来ると素直にバットが出る。」またピッチャーとして、多くの三振を取った時には「一人一人と何も考えずに向き合ったので、それが良かったのかなぁと思う。」

 

素直にその時の心境を語っておられるように伝わってきました。このことこそ『無心でごく素直な状態・・・無の境地』と受け取らせていただきました。プロ(一流)と言われる人々が到達する心の世界『悟りの境地』であろうと思います。

メモをとりながら『ごく素直に在るがままを観て、それに自分を合わせ対応していく』と言う言葉に続き『行こうと思っても辿り着けない処であり、また行こうと思わなければ、辿り着けない処』と言う言葉がやって来ました。 

 

私達の日常は、何か受け入れられない事や分からない事がやって来ると「ああでもない、こうでもない」「どうしたら相手が変わるか…」「自分が(相手が)変わる為に何か良い方法は…」等 散々思い巡らせ、すっかり現実から離れて思考の世界の中で疲弊しがちです。

 

何事も修行 日々修行 またぼちぼちと、愚直にやっていこうと心新たにしています。

 

それにしても大谷翔平さん凄いなぁ !!  同じ日本人として、とても誇らしく、小気味よさを伴った感動を覚えます。

 

(若)2023.11.23筆