このブログが公開されるのは、8月の後半になってからですが、8月といえば、8月6日の広島に想いを馳せる内容の文章を書かずにはいられません。
今年は原爆投下から79年。被爆者の平均年齢は85歳になっておられるそうです。
平和記念式典を観て、8時15分の黙とうをし、様々な方々のメッセージに耳を傾けながら、色々なことを感じている自分に出会いました。
言葉を選んで伝えてくださるそのメッセージは、どれも平和への願いが込められているものでした。
音声で聞えてくる言葉にのって、話す方の想いが届けられる…話している方の想いに触れて感動している自分や、もう少し突っ込んで聴きたい、伝えてくださっている想いを確認したくなる自分と出会いました。
直接お会いしているわけではないので、やり取りはかないませんが、私の中で刻々と変化している感情の移り変わりを体験していました。
こんな風に自分の中の動きについて目を向けながら式典の中継を観ていたことがあったかな?
あったのかもしれないし、余り意識していなかったかもしれない。今日の私の処は、今まで以上に意識的に自分の中の動きを体験する時間でした。
言葉にのって届いてくる話す方の想いを受け取りたい…たった今の心の動きを言葉にしながらやり取りをしていける人になりたい…日々の積み重ねから自分のものにしていきたい…と想いは膨らむばかりで、実際はまだまだ発展途上です。
式典終了後、平和への願いと発展途上の自分を見守ってくださるよう、思い立って北海道神宮に参拝にいきました。
北海道神宮では、先ほどの中継と同じように蝉の声が響いていました。79年前のあの日も蝉の声は響いていた…と以前聞いたことがあります。
蝉の声に耳を傾け、北海道に居ながら、今日の広島と79年前の広島に想いを馳せる時間を過ごしました。
2024・8・6(N)