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2020/10/08

ちょっと一息 19

猫達と、、、

 

 暑い日々が続いている8月ですが、我が家に2匹の子猫がやってきて1年が過ぎました。今と同じように昨年も気温30度超えが連日続いていたさなかに小っちゃい2匹が来たことが思い出されます。

我が家ではこの子達は3代目になる2匹、これまでも2匹の猫と共に暮らしてきていたので、猫との暮らしは慣れているはずでしたが、この1年(今もですが)癒され楽しい時間と同じくらいに驚きの連続、心配の連続な時間を過ごしてきたように思います。 人はそれぞれ個性があって誰一人同じ人はいませんが、猫もその通りで先代の猫達とも違うし、今の子達2匹も正反対な性格です。 

こんなことはしないはず、ここは入らない(登らない)だろう、というこれまでの先代猫達と私の経験から作り上げた「する・しない・安心・危険」が結構な割合で当てはまらず予測不能な出来事が起きることがしばしば・・

 

カウンセリングの姿勢として、こちらの価値観や枠組みをおいて お相手のお話しを出来るかぎりそのまま聴かせていただくことが大切だと感じながらこれまでカウンセリングの学びを進めてきた私ですが、うちの猫達との関わりにも通じるようです。

私の「先代の子達はしなかったからしないだろう」「前の子が大好きだったお菓子はこの子達も気に入るはず」という価値観・枠組みをもったまま接していても、先代の子はしなかったけれど、この子はする・この子は怖がらない。先代の子が大好きだったお菓子なのに、この子達はニオイをかぐだけで、興味なさそう・食べてもちょっとだけでほとんど残しちゃう・・等々 この子が今どう動くのか・何をするのか、何が好きか、今いる子達それぞれをしっかり見て関わっていくことをしないとなあ・・・と日々の暮らしの中で思うことです。

 

ほんとうのところの猫達の思い(気持ちがあるのかどうかすらも)がわかることは出来ず、人間である私の勝手な心配や思いでしかないけれど、この先も「お互いがいい時間」を過ごしていけるよう、この子達をしっかり見ながら、この子達との「今」を大切にしていきたいなあと思っています。  R2年8月   (S)