にゃーこが教えてくれたこと
10歳になる飼い猫のにゃーこがちょっとおかしな咳をしていました。これまで一緒に居た期間の中で初めてのことです。その咳に気付いて以降、常に、にゃーこの存在を気にかけて過ごす日々が続いています。
そもそも私とにゃーこの関係性は、 以前このコーナーでも紹介した通り、一定の距離間があります。
そのため、ご飯とトイレのお世話くらいで、それ程気に留めることも無く日常を過ごしていましたし、定期的に病院へ連れて行くこともなく、それで十分だと私は思っていました。
咳症状をみて動揺し、病院で今すぐ大事には至らないことが確認できてホッとした時、思っていた以上に一喜一憂していた自分に気づきました。ドライな関係だと思っていたけど、そうでもなかったみたいです。
何事もなく過ぎている時には、『居るのが当たり前』でその存在を余り意識しなくても日常は過ぎていきます。にゃーこの事はそれ程…一定の距離間は、私の中でつくり上げていたものだったのかもしれません。
猫にとって高齢になりつつあるにゃーことの関係は、これまで通りでは通用しない。この状況では、私しかいない。ここにきて、やっと向き合うことができました。毎日の投薬に奮闘中の現在、お蔭様でにゃーこの症状は改善しています。
『今日も居てくれてありがとう。』そんな言葉がでてくるとは…意識が変われば見え方も変わってくることを実体験でにゃーこが再確認させてくれました。
R2.9.30 (N)