数日前、センターからの帰り道 時間が早い時間だったことと天気がとてもいい日だったこと 急いで帰る必要もなかったので、数年ぶりに豊平川のサイクリンロードへと降りてみました。
川岸にあるフェンスに腰を下ろし川を眺めました。特に目的があるわけではなく 時間を気にすることもなく自分の気の向くままの時間を過ごしました。
川を見ていると手前は凄く浅瀬だったので「ポコンポコン・・」という流れの音 対岸側は深く早い流れなので「ザーッ」という激しい音 上流側から聴こえてくる音、下流側へと流れて行く音・・1つの川から同時に色々な音が聴こえてきて、まるで川の一部に自分もなったような気分になります。 そんな川の音を聴きながら川の中州になっているところにいたカモメの群れの動きを眺めていました。 聴いて眺めてはいるけれど自分の中では、何か考えるでもなく何か心が動くでもなく「空っぽ」になっていくような感覚でした。
日常の暮らしの中で自分の中が空っぽになる時間というのはあまり・・というかほぼないと言ってもいいくらいに考えたり気持ちが動いたりしています。 自分の中(情動も考えを巡らすことも)を空に 外側の肉体部分(身体的感覚)だけを感じる時間も悪くないなあ・・・今 思い返すとゆっくりした贅沢なひと時だったように思います。 (S)