気がついたら G・W・・・
2月頃から年度末・年度始まりに向けての事務処理、加えてコロナ禍による支援金・給付金申請用の書類づくり、外部機関とのやりとり等 に意識をむけている時間が長く(多く)、気もそぞろな日々が続いていたように感じています。 それらのことが1つずつ区切りがつきはじめ、 “やっと落ち着いたなあ”と我に返ったような気分で出てきた言葉が 「気がついたら G・W・・・」 でした。
4月まではそんな日々だったので、雪解けから春に向かう様子を今年は体感することなく過ぎてしまい、なんと勿体ないことをしたんだろうと少しへこんでいます。
人は、何かに夢中になっていたり 考え事で頭が一杯だったり 悩みでいっぱいの状態だったりすると、周りのことに目がいかない・・いく余裕すらないことを改めて実感しました。 目がいったとしても実感をともなって自分に入ってこないと言ったほうがいいかな。
たしかに、毎日いつも通りに生活してきたし、他者とのコミュニケーションも変わらずとっていたし、日にちや曜日も間違うことなく過ごしてきたし、雪が解けていくのも花が咲き始めたのも目にしていたのだけれど自分の中に残っているものがありません ・・・ 落ち着いた 今 やっと 地に足がついたようなというか、自分の実体を感じる と同時に 周りの草木や通り過ぎる人の様子が目に入ってきて 自分の中にその様子が1つずつ残っていっています。 生きて在る場所に自分が戻ってこれました。
桜が散ってしまう前に、私の春の遅れ 取り戻そうと思います。 (S)