『何かあるかな?』から気づいた事
小腹がすいたので、『何かあるかな…』と思い、冷蔵庫を開けました。
その時は『何か』という漠然としたものでしかなかったのに、いざ冷蔵庫の中を確認してみると、『食べられるもの』はあるのに、『食べたいもの』はないなぁ…と思う自分がいました。
『何か』と探していたのは、何でも良い訳では無くて、『今、食べたい』と思う『何か』だったんだな…と気付きました。
漠然とした『何か』は、選択肢が与えられると、その中でいったん検討し、ボヤッとしたものが少しハッキリしてきます。
今食べたいと思うものを作って(または買って)食べるか、今ある食べられるものを食べるか…目の前にある選択肢の中からどれを選び行動するかは、自分で決めることができます。
今回私は、『食べたいもの』はなかったけれど、『食べられるもの』の中から、早めに食べた方が良いと思われるものを選択し、空腹を満たしました。
日常の暮らしの中でも、意識して細かく見て行けば、随分色々な選択をしながら生活をしています。
それって、全部その時の自分の状況に見合った選択を、自分がしているんだよなぁ…とつくづく思いました。
空腹は満たされたけれど、或る意味妥協して食べてしまった自分もいたので、反対側にある『食べたいもの』が『食べたい時』に『食べられる』ってことは、実は幸せなことなんだよな…と日常にある幸せにも目を向けるきっかけになりました。『食べたいもの』が食べられた時は、もう少し幸せを感じ、それも一緒に味わっていきたいな…と改めて思いました。
2022・11・20 (N)