関係づくり
うちの主人は車の手入れが趣味で様々な洗剤・コーティング剤を揃えています。 最近、コーティング剤の写真を一生懸命に撮っているので〝何をしているの?どうしたの?“と思い、尋ねてみました。すると・・同僚にスリランカの方がいて、その人に教えるんだ。と答えが返ってきました。 「話すことはとても上手に日本語が出来るけれど、読み書きが平仮名しかわからないんだ。だから画像で教えれば買う時に困らないでしょ。」と。 主人は彼が同じ商品を買いに行く場面を想像して、漢字やカタカナが読めないのであれば商品画像があると困らないだろう、、と考えたようです。 そのスリランカ人である彼が実際に困るか困らずに購入出来るかは別として、相手に思いを寄せる主人の姿勢(思い)は伝わりそうだな、と思いました。
私の中では、その話を聞きながら〝関係づくり″という言葉が浮かんでいました。
カウンセリングを学んでいると〝場づくり“とか〝関係づくり”についても自分の在りようを深めていきますが、〝関係づくり“とはカウンセリングの場面に限ったことではないし、相手に向ける思いや姿勢で関係は良くも悪くも動いていくし、相手から自分に届くものでも良くも悪くも動いていきます。
「車の手入れ」というスリランカ人の彼と主人の共通の趣味も相まって、彼らの関係も発展していくのだろうな、と勝手に想像しています。 (S)