少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。
🙂 聴き方講座世話人若狹のコメント・声がけ
学習会でのひとコマ
2019年2月
Мさん
仕事をしている息子と電話で話す機会があり、その中で「話す責任」と言う息子からの話があって……。そのことについて、結構長い時間話し合いました。
Dさん
うーん 話す責任って…
Мさん
話す責任ってどういうことなのかなぁってねぇ。
(『話す責任』について出席者一同で聴き合い伝え合いが行われました。)
🙂
Мさんあなたが今おっしゃった○○ってどんな
Мさん
○○ですか。 うーん
(Мさんはゆっくりと自分を観ながら、そして確認をするように、○○について、またそこから動いている自分の在りようを、丁寧に語ってくれました。)
🙂
今 Мさんは自分が体験しているその状態を、素直にそのまま言葉にしてくださっていて自分の話に責任を持って語って下さっているように、私には感じられています。
Мさん
あっ うーん うーん(自分のたった今の状態を客観的にしっかりと味わっているように)
『責任』について、体験させていただき有難うございました。体験を通して、重さに繋がっていたイメージが具体化され、言葉の責任について、新たな枠組みに変わり、関係の中で腑に落ちた感じです。
< 🙂 > 日常では「自分の話したことには、責任を持て」等と言われることがあります。『言ったからには、実行に移す』とか、『言ったように本人が行動すべき』『語ったことで影響が起きた事についての責任をとれ』等と言うことでしょうか。
辞書には『自分の必ず果たさなければならない務め』『自分の責任を大事にして、それを果たそうとする気持ち』『人が引き受けて成すべき任務』とあります。 【 清水 国語辞典 ・ 広辞苑参照 】
『聴き合い伝え合いを大切に』と言う点からすると、話しをする時に、素直にそのまま相手に分かりやすく自分を語る、と言うことが話す側の責任の一つでもあると考えています。 また それを聴く側は、出来るだけ相手のままに、相手の話として素直に聴かせていただく責任があるのだろうと考えます。とても難しいことではありますが…。
学習会では日常生活でも役に立つ『聴き合い伝え合い』の体験
学習が日々行われています。