少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。
🙂 聴き方講座世話人若狹のコメント・声がけ
学習会でのひとコマ
2019年4月
Xさん
日常でも学習会の中でも相手と話をしている時に、目の前に他の人が居るのに自分だけでやっていたなぁって・・・。
Оさん
うん? 「自分だけ」って?
Xさん
そうなの。 自分の中だけでやっていたなぁって。話しのきっかけとしては自分や相手だったりするのですが、相手のことを自分なりに分かって、それをどんどん勝手に膨らませちゃう。
相手の人が目の前にいるのに自分一人で自分とやっている感じ…。 そこには関係が起きていないって、この頃はっきりしてきました。
Оさん
うんうん そぅ。 相手とやり取りをしないで、自分の中だけで一人で勝手にどんどん膨らませちゃう。 そぅ そうだと関係にはなっていないよね。
Xさん
自分の妄想 … 自分の考えていることが相手の事実のように思い込んでしまう。相手がそのように思っているかどうかも分からないのに。後で聞くと全然違って居たりして……。
Kさん
自分が創りだしているものが相手の事実のようになってしまって、それに対して気持ちが動いちゃう。
Оさん
学習会に参加し続けていると、 『自分が思っているだけ』 『自分が思っていること』 とだんだん意識できるようになってきますよね。自他の区別と言うか…。
Xさん
自分と他者の区別がついて来て『相手のこと』って理解出来るようになってくると、必要以上に悩まなくなってくるよね。考えて勝手に膨らませている自分を意識できるし、意識できると、起きてもいないことを考えている自分にストップもかけられるようになるしねぇ。そして 今まで以上に相手に伝えたり、確認したりと人間関係を持てるようになってきた感じがします。
Kさん
私は、今迄 ちゃんと人間関係を持ってきていたと思っていました。自分だけでやっているなんて考えたこともなかったわ。
Оさん
『自分が思っているだけ』とか『自分が思っていること』と理解出来るようになってくると、悩むことをひきずらなくなった感じがするし、相手の話を相手のこととして傾聴できてくる感じがしています。
Xさん
そぅ。それにしても自分のことよりも他の人が語って下さっているのを聴かせていただいているとロジャーズのパーソナリティ理論がより理解できるから不思議…。