少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。
🙂 聴き方講座世話人若狹のコメント・声がけ
学習会でのひとコマ
令和元年7月
『外側からの理解と内側からの理解』について、プリントを参考にしながら、私達が人の話しを聞いている時の実態を理解しながら、傾聴について学びました。
Tさん
きょう体験で来られた人がおられたので、基礎のプリントに戻って学習会が行われたのですが、「あぁ こう言うことだったのね」と分かって‥‥。 腑に落ちた感じです。
Оさん
へぇー 腑に落ちた感じ!?
Tさん
そうなの。一年前の学び始めた頃には、皆さんに付いていくのに精いっぱいで、何を皆さんが言っているのか、さっぱり分かりませんでした。言葉は、理解できたけれど「あぁーそういうものなのかぁ」とか…。 人の話をちゃんと聞いているのに「それはあなたの話です。」って言われても、どういうことか分からなかったのです。そもそも、今まで、聞くということ自体がどういうことなのか、考えたこともなかったし…。
Оさん
さっぱり分からなかったり、考えてもみなかったことが、今『腑に落ちた』って言葉になって、凄いなぁ…と思いました。Тさんの世界の広がりが、伝わってきています。
Yさん
自分のものにされたなぁって…。 実感しているって聴こえてきました。
Tさん
そうなんです。自分の考えと同じだなぁと思う時には、賛成出来て、でも違う考えが来ると、途端に抵抗が起きて。どちらも私の方に基準があって、外側からの理解ですよね。それでは、相手を本当に理解したことではなく、私なりの勝手な分かりでした。
Kさん
自分の姿を観ることができて、それを素直に言葉にしているTさんが伝わってきています。変わっていくと言うか、動いているОさんが居るのですねぇ。Оさんの力を感じます。
< 🙂 >
『腑に落ちる』は五臓六腑、内臓感覚で身になったことを意味すると理解しています。『身に付く』と言う言い方もありますが、身に付いたものは、落としてしまいます。身になったものは、落とすことはありません。すっかり自分のものになっていますから。
言葉を丁寧に聴かせていただくと、その言葉を選んで使っている、その人の心のままが伝わってきます。 ➡ 言葉は心