少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。
🙂 聴き方講座世話人若狹のコメント・声がけ
学習会でのひとコマ
令和元年11月1日
Cさん
逐語記録の検討をして戴こうと、持ってきました。初めて記録に起こして、その作業が大変なことなのだって、思いました。
Dさん
そぅ 私もやってみているのですが、本当に大変ですよね。
Cさん
で、こうして、検討をしてもらって、凄く良かったです。
Eさん
私、逐語に起こしたことがないのですが、凄く良かったって…何が…?どんなふうに…?
Cさん
こうして、活字になっていると、自分の癖とか、言葉遣いとか状態が、はっきりしてきます。
Eさん
自分がはっきりしてくるのね。
Cさん
自分では、ちゃんと聴いているように、思っていたけれど、全然聴いては、いないなぁって…。言葉がたりなかったり、逆に相手が話していないことまで、勝手に盛り込んだりして。途中からなにか、日常会話と言うか、おしゃべりになってしまって。相手の話を取って自分のことを、結構しゃべり始めているのね。 それに、応答をしていても、言葉の理解が、何か大雑把で…。話をして下さった人と、私が発する言葉とでは、違っていることも、理解できていなかった。少しの言葉の違いでも、意味合いと言うか、全然違ってしまうのだなぁって…。
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傾聴の練習には、様々な気づきがおこります。緊張して、話に集中できず、応答することができなかったり、どうしたら良いのだろうと、訳が分からなくなったり…。何度も何度も体験し、落ち込んで、そこから学び、一人前になっていきます。
傾聴の意味を理解し、変化の過程を聴きつつ(感じつつ)相手に添っていくのは己のことをも、同時に感じ理解していくことです。