少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝えあいが実践的に体験学習として繰り広げられています。
😛 聴き方講座世話人 若狹のコメント・声がけ
学習会でのひとコマ
28年6月20日
Aさん 日常でも、学習会でも、様々な関係の中で、相手のお話を聴いている時に、なかな
か、相手のその時の思いにピッタリな声がけやら、応答ができなくて・・・。
Cさん そうねぇ。私にもそういう時があるのだけれど、それが言葉にならないんだよねぇ。覚えている言葉数が少ないせいかも・・・
Bさん Aさんの言われている処は、「相手のその時の思いに、何かピッタリした声がけとか、応答ができない」と聴こえてきているけれど。
Aさん そうです。うーん どうも 話を聴いている時に、焦点付けができていないのかも
Cさん ごめんなさい。Aさんの話をとっちゃって、自分の話をしてしまいました。Aさんは、「話を聴いている時に、焦点付けができていない・・・」
Bさん できていないかも
😛 『できていない』と『できていないのかも』は、全くその人の在り様が違っていますね。
Aさん あっ 焦点付けって、相手の人に寄り添って、そのまま丁寧に聴かせて戴くことから始まるんですねぇ。焦点付けの方法が、どこかにあると思っていたかも・・・。
Cさん Aさんの中で、突然何か気づいた感じが伝わってきました。
Dさん そぅ!突然やって来たと言うか…
Aさん そうなんですよ。焦点がきちんと当てられると、何か動くんですよ…不思議なことに…。
😛 相手に寄り添うって、話し手の人の何処に…何に寄り添って…何を聴かせて戴くのでしょうねぇ!?
😛 この後も、学習会は続きました。この時私の処にやって来た言葉は、『啐啄(そつたく)同機(どうき)』でした。
テレビで『ダンゴムシ』の番組を見ました。ダンゴムシのお母さんは、お腹に抱えている沢山の子供達が、卵からかえる時に、出易いようにお腹を縮めたり、伸ばしたりしていました。ちゃんと殻を破るタイミングを見計らって(相手に合わせて)行動していました。生命体って凄いです。
28年6月28日NHK教育テレビ《しぜんとあそぼ》から