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2017/02/15

学習会でのひとコマ 58

少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。

 🙂 聴き方講座世話人若狹のコメント・声がけ

 

学習会でのひとコマ

 

29年2月

Мさん   

 先日仕事の関係で、初めてお目にかかった人がいます。その人がとてもきつい、けわしい表情をしながら、毎日繰り返される人間関係を、恨みを込めながら話していきました。その後数日の間、その人のきつくけわしい顔が、頭から離れずにいました。私は自分が、何が気になっていて、何を分かろうとしているのだろうと思い、学習会仲間に、話を聴いてもらいました。解決する問題でもないので、話しただけなのですが、その後その人の顔が浮かんでくることはほとんどなくなりました。不思議なのですが、きちんと聴いて下さる人がいると、自分の感情の発散ができるのですね。囚われていたことから解放された感じです。そうしたら私は、私自身の人間関係の持ち方についても目が向いて、更にはこれからどのような人間関係を持ちたいと思っているのかも、考えることができました。
感情の発散と、新たな気づきが起こる聴き方は、どのようなものなのかをもっと知りたいしその様な関係がつくれる人になりたいと思っています。

 

          🙂 なんだかよく分からない自分の在り様は、こだわりや囚われを生じさせます。言葉と言う形になって表現されると、次に気持ちは動いていくのですね。その分からない自分を客観視し、言葉になるには、一人ではなかなかできないことです。『自由で、安全な、安心できる場』を創ってくれる他者の存在が必要です。  ➔ 場づくり・関係づくり