少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。
🙂 聴き方講座世話人若狹のコメント・声がけ
学習会でのひとコマ
<29年7月>
Yさん
この頃友人や職場の人達から話しかけられ、いろいろと聞くことが多いのですが、私も同じ考え方だと思われているようで、もめごとに、まきこまれることがあります。違う考えが自分にはあるけれど、立場上、今更私は違うとも言えず・・・。そんなことが続くと、人間関係が面倒になるし、イヤになる。 自分の関係の持ち方や聞き方になにか問題があるのでしょうか。
Oさん
もめごとにまきこまれることがあり、面倒だし、イヤになる。そんな感じなのね。
Bさん
違う考えの時、違うと言えない・・・自分を表現できないYさんの処、何でしょうね~。何が動くのですか
Yさん
それは、嫌われたくない 嫌われたくないと瞬間湧くかも・・・。
Bさん
嫌われたくないと湧くかも
Yさん
そう。瞬間に湧くんです。嫌われたくない。何を恐れているのかな~私は・・・
(少し話が続いたあと・・・)
Oさん
嫌われたくいない でも、面倒になる。イヤになる。それもありながら、Yさんは自分の他者との関係の持ち方や、聞き方に何か問題があるのかな~って。そんな言葉が私に残っています。
Yさん
そうなんです。自分の言葉の使い方かな~。賛成ではないのに、聞いていると賛成しているように、相手からも、周りの人達からも、受け取られてしまいます。
Oさん
自分の・・・Yさんの言葉の使い方・・・?
Yさん
そう そうなんです。今こうして皆さんに聴いてもらっていて、そう 気がついたのですが、皆さん、話している私の処に、きちんと焦点をあててくれている感じがしています。私がブレない。
今までさんざん『自他の区別をつけて傾聴』と学んできていたのに、出来ていなかった。意識もされていなかったと気づきました。今、自分をちゃんと観ている感じがします。
相手の話は、相手のこととして、傾聴出来ていなかった。嫌われるのはイヤ等と自分のこともゴッチャに混じって・・・
🙂 話の中に出てくる人と、話してる人の区別。
話している人と聴いている私との区別。
“誰の話しか” “誰の気持ちか” 自他の区別がついているか否かは言葉使いで理解できます。ゆっくりと、丁寧に、言葉は心です。 言葉を大切に・・・
人間は、自分中心から、どうしても抜け切ることは、できません。
自分が一番大切ではありますが、その一番大切な自分が自分にとらわれているために成長できずにいることが、とても多いと思います。 自分のとらわれている姿を、自分で知るために、他者との関係が必要です。