少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。
🙂 聴き方講座世話人若狹のコメント・声がけ
学習会でのひとコマ
30年4月
🙂
きょうは2人しかいないし、時間もあるのでロールプレイングの練習をしてみませんか。それともあなたが他に学んでみたいことがあれば、そのことを深めていく手伝いをしますよ。
Xさん
うーん お話を聴かせていただいてよろしいですか。
🙂
じゃー30分間でお願いします。
(このように学習会以外でも自分の学びになるので、声がけをさせていただくことがある)
…… あと数分ほどで終了と言う頃
🙂
とても私に添って下さっていて、少しも邪魔にならず聴いて貰えた感じがします。
Xさん
(嬉しそうに)聴いて貰えた感じがするんですね。
🙂
あっ 今私から離れた感じがしました。喜こんじゃったね
Xさん
えっ
🙂
私はあなたを誉めた訳ではなく、聴いて貰えた感じがすると自分の状態を伝えたんだけど…。
…… この後も続いた。
🙂
時々体験することではあるが『ほめられた』と知覚してしまうと、その自分の知覚したものに自分の感情が動いてしまう。話し手の感情か、聴き手である自分の感情なのかの区別がつかなくなり、自分の感情が相手の感情だと思い込んでしまいがちである。
傾聴するにはあくまでも語り手の気持ちを内側から理解しようとする態度・姿勢で居たい
態度・身体の動き・言葉の発し方・声の大きさ・スピード等々から、多くの思いが伝わって来るし伝わっていく。そしてそれをどのように聴き受けとめるかは、受けとめるその人にお任せするしかない。だからこそ傾聴の意味をしっかりと理解し、体得したいと願っている。