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2015/09/01

学習会でのひとコマ 24

小人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。

かお 聴き方講座講師 若狭のコメント及び声がけ


8月×日

積極的傾聴法の資料を学んで、実際に話し手(クライエント)と聴き手(カウンセラー)になってカウンセリングの実際を体験していく学び、(ロールプレイン グ)を行ってみました。知識として理解しても、実際行ってみると、戸惑ったり、分からなかったり、頭で理解した通りには、全くできない、動けない自分に出 会います。
・ 始める時のカウンセラーの声がけはどうしたらいいの
・ 単純な受容や反復・反射をしようとしているのに、どこでして良いかわからない
・ 話し手の話が止まらないので、置かれてしまって、付いていけなかった
・ 質問されて、答えに困ってしまった
・ 沈黙や間があって、どうしていいか困った
・ 自分の考えを言いたくなってしまう
・ 出来事を説明してくれている中に、気持ちも込められているのが理解できたが、事柄と気持ちの区別がつきにくかった
・ 話の中に、複数の人達がでてきて、混乱してしまった 等々

かお お話を聴かせて戴く度に、まだまだ沢山の、聴けていない自分を発見します。
しかし私達の多くは、知識として理解できれば、とか技術を教えてもらえれば出来る・・と思い込んでいます。やり方・技術を覚えたいと思う気持ちは、分から ない訳ではありませんが、頭で理解し説明できることと、そのように行動できることとは違います。体験を何度も何度も繰り返して、自分の『身に付けて』いく こと・・・いいえ『身に付けた』では、落とします。自分の『身になって』こそ、です。 ? 知行合一