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2021/07/22

ちょっと一息 38

通勤を徒歩に変えてから1年が過ぎ、2度目の春・・初夏?・・がやってきました。この文を書いている今は5月中旬ですが、今年は4月から暖かい日も多く春がきたかなあと思っていたら、初夏の陽気と思えるような日もあったり、ガクンと寒くなったり・・・はっきり季節の区分がしづらいように思っています。 外の景色(自然)は日々の気温差など大したことではないかのように、、、通勤途中の道端に咲く花も街路樹の花壇も、道中にある家々のお庭も色とりどりで、今年も私を愉しませてくれます。

 先日 学習会のグループの中でもお庭の話題が出ました。「今年 庭に植える花について」という始まりだったのですが、あるメンバーが「GW中、寒い日が続いていたので、種を植えても寒いんじゃないかと思って・・」と言葉になり「(庭の)花達を愛おしく感じる・・」と、多年草なんかは咲いたら「今年もよく咲いたね」と「手間も時間もかけるから」と言葉が続いていました。 その話を聞きながら、その方が手間や時間だけではなく花への想いも、とてもかけているんあだなと感じていました。

その庭の話を聞いてから、通勤道中に楽しませてもらっている沢山のお庭を見る自分の中に変化が起きました。  昨年(これまでは)ただ“きれい・・”とか“立派な花だな”と見えている姿にだけ関心を寄せていましたが、今は“ここのお母さんやお父さんの愛情や手がこもって、こんなにきれいに咲けたんだね・・”“太陽に向かって元気に伸びてるね、いい場所に植えてもらったね”と生き物としての花とそれを植えた人へ思いを巡らす、、、そんな変化です。

同じ花を見ている自分なのに昨年と今年は随分と違うものが見えています。   (S)