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2019/06/15

学習会でのひとコマ 112

少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。

             🙂  聴き方講座世話人若狹のコメント・声がけ

 

学習会でのひとコマ 

令和元年6月

学習会でのお話から

 

  • 過去にとても嫌な思いをしたことがありました。それから随分年月が経ったのに、人が怖く信用できず、話をすることがとても苦手と感じています。
  • 凄く悩んでいたので、心理の本を沢山読んでみました。『自己受容』とか、『在るがままの自分を認める』と書いてあったので、自分を認めよう、受け容れようと必死でやってみました。でもやっぱり上手くいかず、ますます自分を否定し、自信を無くしてしまいました。

 

<  🙂  >  思考はイメージを膨らませます。膨らませたイメージは更にその続きのイメージを膨らませてしまいます。考えてイメージしたものを、事実であると思い込んで居るので(自分で膨らませたものであるから)、現実の世界からは、どんどん遠ざかってしまいます。そのことになかなか気が付かない私達です。

過去の出来事が、たった今体験したことのように、また今も続いているように感じ、囚われ、その自己のイメージに脅かされていることが、何と多いことでしようか。

たった今ここで目にし、耳にしている世界がどのように見え、どの様に聴こえて届けられているのでしょう。そして、届けられたものに対して、どの様な感情が動いているのでしょうか。良いも悪いもなく、それがたった今の生きて在る掛替えがない自分なのです。イメージだけを膨らませずに、行動し、そこから新たに学び理解していくと言う、バランスを取っていきたいものです。