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2016/06/15

学習会でのひとコマ 42

少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝えあいが実践的に体験学習として繰り広げられています。
  🙂 聴き方講座世話人 若狹のコメント・声がけ

 

28年6月9日

Мさん   今迄家庭内でも、職場の人間関係でも、色々な出来事があって、失敗も、困ったことも、沢山あるし・・・。だけど数年前から、ここで学び始めて、自分から手放すことができるようになって、とても楽になっています。(笑いながら・・・)

Yさん   手放すことができるようになったって、そこは何を?・・・

Мさん   うん 困ったこととか、嫌なことが起きると、自分の頭の中で「あぁ~でもない、こぅ~でもない」って考え始めて、『相手の人は、こぅ思っているのではないか』とか、『そうできなかった自分が駄目だ~』とかになっていたんです。そのことは、自分が自分の頭の中でやっていることだった、ということが学び続けていくうちに気付き、考え込みそうになったら、その自分をぱっと手放していけるようになったんです。

Yさん   考え込むと、自分の中で、どんどん膨らんで、不快な思いも、どんどん膨らむねぇ。そうなる前に、手放しちゃうことができるようになった。

Мさん   そぅ。困ったら困ったと言うし、まずいことをしてしまったら、謝って次に気を付けるようにするし、自分の中での自分の勝手な感情が膨らむ前に手放しちゃう。そうすると、色々と悩みはやって来るけれど、前よりもとても楽になったの・・・。

Yさん   自分の中で、自分の勝手な膨らませをする前に手放すと、とても楽になった。
手放すと言う感覚なのね。

Мさん   そうです。『手放す』が自分には、ピッタリします。手放さなければ、どんどん溜まってきちゃうんだもの。以前に、2ヶ所も円形脱毛になってから、ストレスが溜まっていたと気が付いたんですから。意識に上っていなくても、体が反応していたんですよね。

 

                       🙂 ロジャーズのパーソナリティ理論の命題を、自分の体験を通して理解していこうとする、きっかけになった話題でした。頭の中で、考え・思いをめぐらすと、実際に起きたことからどんどん離れていって、自分が考えたことが事実のように思い込んでしまい、そのことにまた自分の感情が動きます。
それにしても、生命体(体)は自分で意識できていない危険を、ちゃんと症状として伝えてくれますね。