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2017/11/15

学習会でのひとコマ 76

少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。

      🙂  聴き方講座世話人若狹のコメント・声がけ

 

学習会でのひとコマ

29年11月

Yさん 

 飼っている猫が、高齢で体調が悪く、動物病院に行っています。そこの先生の対応の仕方が素晴らしい。具合の悪い猫にも、心配している私達家族にも、共感してくださっているような雰囲気で、違和感がないのです。「猫が震えるのはどうしてですか。」って聞いたら、「○○ちゃん震えるんだね。」と受けとめてくれて、その後状態などを詳しく聞いてくれました。『震えるのは、こういうことで・・・』と、震えについて説明してくれる先生が多いと思うのだけれど。
他の時も、自分が涙目になった途端に、スッとテッシュペーパーを自然に出してくれて…。
相手に添うことが自然に出来る、その様な人もいるのだなぁって、すごく感心しています。自分も参考にしていきたいなぁって。

 

      🙂 『目に見えること・聞えてくること』は、ほんの一部分です。私達が『理解した・分かった』となるのは、『見た・聞いた』一部分を基に、自分の体験・記憶・知識等で理解し、分かったものです。相手のことは、相手の話を取らずに、相手のままに素直に教えていただくしかありません。
       言葉や行動にはその人の思いが込められています。
       学習会では『話を聴かせていただく』を何度も何度も繰り返して学び、『傾聴』を自分のものにしていきます。