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2020/06/01

こころの音色 ~日々の暮らしの中で~ 10

 一気に暖かさが増し、一斉に家の近くの桜並木が、ピンク色に染まった。と思ったら、夜中に急激に気温が下がり、おまけに強い風も吹いた。早朝の犬の散歩時、散策の小道はピンク色の絨毯を引きつめたようであった。
 澄み切った空気、小鳥のさえずり、チュウリップ・水仙・ムシカリと咲き終え、シャクナゲ・つつじ・スズラン・芝桜と、様々に咲いては散歩道の彩りが変化していく。
 今朝も初老の夫婦(夫と私)と、かわいい、かわいい黒の柴犬と、日課通り五時前には起きて、身支度もそこそこに散歩に出かけた。雨上がりの風もない清々しい空気の中、すれ違う人もなく、遠くにちらほら人影が。  ライラックの木々が一斉にたわわに花を咲かせている。マスクをずらすと、その香りの豊かさに驚いた。こんなに、香っていたんだね‥‥。     ライラック祭りも今年は中止‥‥。

 マスクをしていると、嗅覚も視覚も鈍くなり、体の一つ一つの細胞まで、酸素不足に陥っている感じがする。脳の働きもゆったりと、何だかもたついてしまっているのは、気のせいだろうか、歳のせいだろうか。

 明けても暮れてもコロナ・コロナで、自粛生活のものすごく暇な毎日は、過ぎてしまうとあっという間。具体的な予防策や事務所の運営等、考えを廻らせ行動しても、なかなか落ち着かない。まぁ なるようになっていくと腹をくくり、社会状況に適応していくしかない。
 そぅ 落ち着くのは、感情の納得。考えと感情が、両方がバランスよく働いていることが大事。 
考え付くことは、精一杯やってみて、後はお任せ ‥‥ か !

『 がんばれー 』 何を頑張ればいいのか、もう精一杯頑張っているのに‥‥。
でも、また言いたくなっちゃう。 『 がんばれー!!』

(若)2年5月29日 筆