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2014/01/20

学習テーマから

カウンセリング目の目的

私にとってのカウンセリングを考えた際に、やはり考えてしまうのが仕事のことである。私の現在の職業はソーシャルワーカーであり、カウンセリングを学ぼう と思ったきっかけも仕事のことを考えたからだ。したがって勉強会や学生時代に学んだロジャーズの来談者中心療法と、私が考えるソーシャルワークとの関係性 を考えながら、自分にとってのカウンセリングの目的とは何かを考えたい。

まず勉強会や学生時代に学んだロジャーズの来談者中心療法についてだが、私が現時点で理解しているおおまかなロジャーズの来談者中心療法とは、自分が思っ ている自分などの内面的な部分と、現実に行動しているまたは感じていたりしている現実とのズレが、人が悩みや問題を抱えるといったことにつながっており、 自己一致することによりクライエントが自ら望ましい方向を発見し行動することを目的としている。このことからカウンセリングの中で、「受容」 や 「共感」 または 「現実や真実を返すこと」 をカウンセラーとクライエントが達成していくことで、クライエントが安心して自ら自己一致を試みることを手伝うといった理解であ る。

次に私が考えるソーシャルワークであるが、ソーシャルワークの目的は権利擁護らしい。では何をもって権利擁護とするかということになるが、個人的には自己 決定の尊重が主になるのではないかと考えている。

日本では良くも悪くも人間である以上、人のかかわりがまったくないという人はいないと思う。理由としては、質はさておき社会保障があるためだ。その社会保 障の歴史を紐解くと、日本だけでなく、どの国でも現代でいうところの人権侵害がある。迫害、虐殺、隔離などあげられるが、これらの尊重されない部分も社会 背景等があるにせよ人との関わりがあるから起こるといえるのではないかと思う。

自己決定とは何かを述べると長くなるので割愛させて頂くが、個人的にはただ自分で何かを決定するということから、社会的な責任が伴うものまでいろいろな要素があるものだと考えている。

カウンセラーとして仕事をしたことがないのでわからないが、クライエントの自己決定を手伝うという部分はソーシャルワークと共通する部分があると思う。前述したとおり、カウンセラーとしてカウンセリングをしたことがないので、カウンセリングとは何かとかカウンセリングの目的を問われても正直わからないのが本音だ。とりあえず、現在はソーシャルワーカーとして仕事をしていて、カウンセリングとソーシャルワークの考え方に共通している部分が多いと感じるので、カウンセリングを勉強して参考になるところを自分のソーシャルワークに取り入れられればと思う。

カウンセラーとして望ましい聞き方・態度


上記記載の通り、個人的にはカウンセリングとソーシャルワークに共通する部分が多いと感じている。その理由は、ロジャーズの基本的な態度条件とケースワー ク基本的な概念が似ているからだと考える。

ケースワークの概念にバイスティックの7原則というのがある。これは利用者と援助者間の信頼関係を構築するうえでの倫理と行動原則になっており、これに基 づく信頼関係は専門的な援助関係とされており、以下の7項目となっている。

1. 個別化

2. 受容

3. 意図的な感情表出

4. 非審判的態度

5. 統制された情緒的関与

6. 利用者の自己決定

7. 秘密保持

個別化・受容・非審判的態度・自己決定の部分に関しては共通する部分があると感じる。特に 4 の非審判的態度であるが、 “クライエントの行動や思考に対してワーカーは善悪を判じないとする考え方。あくまでもワーカーは補佐であり、現実にはクライエント自身が自らのケースを 解決しないとならないため、その善悪の判断もクライエント自身が行うのが理想とされる。” との考えであるが、個人的にはカウンセリングの考え方と似ているような気がしている。また個人的に気になったので調べてみたら、ロジャーズの基本的な態度 条件の論文とバイスティックの本は同じ年にでているらしい。同時期に異なる人が似たような(実際に似ているかはわからない) 考え方を発表していることは興味深い気がする。そのような関わり方が出来るように勉強できればと思う。

≪Y≫