2024/12/08

ちょっと一息 119

2024年も残すところわずかとなりました。 この時期がやってくると 毎年、1年間が過ぎていくことのはやさを実感するのですが今年も例にもれず1年間が過ぎたはやさを実感しています。   この1,2年 家族や友人の病気、再会や別れ・・身近な関係の人達の中で色々なことが起こり、気持ちも身体もバタバタとする感覚が続いていました。  そんな自分を振り返ると・・日々の暮らしの中ではこれまでと変わらない表面的な自分でいたけれど、人生の折り返しをすでに越えている年代に入っていることに気がつきます。 嬉しいことばかりではないことが少しずつやってくる年齢なのだろうけれど、見方を変えてみるとこれまで経験した…

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2024/12/01

こころの音色 ~日々の暮らしの中で~ 118

この度 企業様での年内予定分のお仕事が無事に終了しました。企業様には、ご縁をいただき心より御礼を申し上げます。職員の皆様お一人お一人と、限られた時間ではありましたが、言葉を交わすことができました。新たな体験をとおして御自分に触れ、それぞれの方向性が明確になり、今後に繋げていく足掛かりになったのでは、と考えております。   一カ所は函館市にある就労準備支援事業所『リビングシンク』様での支援員研修でした。引きこもりの人々、障害や病気等を抱えている人々を対象にした、居場所づくりと就労につなげる支援を行っている事業所様です。対象となる人々とお目にかかるだけでも困難な中、コミュニケーションをと…

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2024/11/22

ちょっと一息 118

自分を味わう時間    先日のエンカウンター・グループで、午後からのセッション、沈黙が続いたその時、自分が感じていた事を言葉にしてみた。    「セッションの始まりは、沈黙のことが多いので、ポットのお湯が沸いた音が鳴っても誰も何も言葉にならないようなら、自分が言葉を出そうと決めていた」こんな話始めだったように記憶している。    この様に話始める前に、話始めるきっかけをポットのお湯が沸いた合図にしようと決めた私自身の動きは、その時から意識はポットに向いており、沸騰していく様子が手に取るようにわかるかの如く集中していた。その間に誰かが何か言葉を出してくださるなら、そ…

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2024/11/15

こころの音色 ~日々の暮らしの中で~ 117

<猫の声・行動から>   我が家には推定11才程度(保護ネコなので年齢が曖昧)のネコが居ます。私も妻も、その猫ちゃんのことを、自分の娘だと感じながら一緒に暮らしています。   その猫ちゃんですが、脳腫瘍・糖尿病などの病気を抱えており、毎日、朝・夕と2回のインシュリン注射を私たち夫婦で行っています。病状が安定しない時期は、血糖値を機械で測定する装置を猫の身体に付けて血糖値を測ります。   最近、その猫ちゃんの様子に変化がありました。夜間から早朝にかけて、今迄に無い様な声を「にゃーにゃー」と、長い鳴き声を出し続ける様になりました。   なんか様子が違うと意識…

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2024/11/08

ちょっと一息 117

変わらないもの  先日、学生の頃からの友人と数年ぶりに再会した。10代の頃の付き合いの中で 唯一、途絶えることなく付き合い続けてきている友人だ。  途絶えずに付き合い続けてきてはいるが、成人してからは 連絡は取りあうものの会う間隔は年々広がり 今回も7,8年振りの再会だった。 数年間のブランクがあるとお互い色々な出来事が山のように起きている・・ その山のような出来事の中でも彼女にとって大きかったこと、、、病気が見つかり 昨年1年間は闘病生活をしていたこと。 この春先に手術をして、それまでの様々な治療も区切りがついたところだ。 彼女の病気を知ってから気がかりや心配やら会いたい旨を伝えたが、彼女は…

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