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2024/03/15

こころの音色 ~日々の暮らしの中で~ 101

「夜の学習会」   私は当センターにて、夜の学習会グループで世話人をさせていただいております。このグループは3年目で、月に2回、1回2時間という枠の中で継続しています。   主な参加者は、私が働いている職場の仲間や関係する福祉事業所の人たちです。今回、参加が2回目となる高校生や初の参加となる福祉従事者の方なども参加され、合計6名での学習会となりました。(私が写真を撮ったので、自分が写れていないのが残念です) 夜の学習会に参加されているメンバーの方々・・・※カメラ目線の方もいらっしゃいますね。この日は、お隣の部屋でも別の学習会が開催されていました。    …

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2024/03/08

ちょっと一息 101

8月以降とある機関の外部カウンセラーとして週に1度(その機関へと出向き)職員の方々とお会いする時間を頂いています。数か月しか経ってはいませんが80名を超える方とお会いしてきました。 職員の方にすると、就業時間内で設定されたカウンセリング枠として私との時間を過ごすことになります。お一人お一人の設定時間が30分もとれず中には業務の都合上 顔だけ出されて終わりになってしまう方もいらっしゃいます。 また健康診断的な要素もあるようで、カウンセリングを希望する人というよりも全職員に受けてもらうという流れになっている為、その方の心に触れさせて頂く時間とはならず、近況報告を受けるだけで終わってしまう時間も多々…

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2024/03/01

こころの音色 ~日々の暮らしの中で~ 100

自らの命を自らの手で終えられた人々、他者との関わりの中で命を奪われた人々、思いもよらなかった事故や災害で命を奪われた人々のこと等が毎日報道されています。読む度に、聴く度に、哀しみと共に虚しさを(時には怒りを伴って)感じてしまうのは私だけでしょうか。天寿を全うされた場合でも周りの人々がどんなにか、こころを動かされ悲しさと向き合っているかを思うと、突然の予期せぬ出来事は察して余るものがあります。   中でも他害・自害行為は社会(集団)の中で生きている私達が、人間としての最低限で最も基本的な条件『お互いの命が守られ違いが尊重される』ことが徹底され、守られ、受け継がれていかないのは何故なのか…

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2024/02/22

ちょっと一息 100

『2月なのに4月並み⁈』   今週、2日間連続で二けた気温となり、札幌では2月としては観測史上初の記録となったようです。 全国的にも暖かかったようですが、皆様がお住いの地域はいかがでしたでしょうか? 私の住む地域は、この暖かい日の2日前に久しぶりのドカ雪が降り、大変な思いをした後だったので、青空が広がり日差しが出ていることに最初はホッとして喜びすら感じていました。 ただ、2月なのに4月並みの気温ということは、約1か月かけて進むはずのことが一気に起きるということでもあります。 大きい道路は路面が出て、雪道の緊張感からは解放され、確かに走りやすくなっていました。 それだけ暖かいということ…

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2024/02/15

こころの音色 ~日々の暮らしの中で~ 99

「ふとやってくるもの」   20年以上前の話になりますが、私が病院に就職して間もない頃、私が所属していた病院の医療相談室に定期的に足を運ばれる患者さんたちが居ました。   〇うつ病の年配女性Aさん。 〇知的障害を持っていた男性Bさん。 〇統合失調症を持ちながらも、必死に一般就労していたCさん。   皆さん、話したい事を話し終えたら帰っていきます。当時の私は、その時間に対して雑談という様な捉えをしていました。   そのため、学校を卒後して間もない私は、定期的に医療相談室に足を運んで来る3人に対して「みんな何のために相談室に来るんだろう・・・」という様な感覚…

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