令和2年になり今年初めての予約受診です。
地域では比較的大きな病院で、しかし いつもより待合室は、人が少ないように思いました。
私のすぐ後ろに座っている老夫婦の処に、事前の問診の為に、看護師さんがやって来ました。
具合が悪いのは、御主人の方で、熱心に看護師さんは、声がけをしています。
「いつから具合が悪いのですか。朝は食事とれましたか?」「何度吐きました? いつから?」
高齢でもあり具合の悪さもあってか、明らかにぜんぜんお年寄りはついてはいけません。
早口だし、おまけに質問が矢継ぎ早に、2つも立て続けに …。
一つ答えた…やっと また次の質問が、2つ3つ追いかけるようにやってきた。
だってご本人が答えていないから、また同じ質問を繰り返さなくっちゃ。
お忙しいのは分かります。患者の多くはお年寄り、と言うことも分かります。
私もそれ相応に年齢を重ね、自分でもなんだか、もたもたしているなぁと感じるこの頃…。
そう言えば、『急がば回れ』と言う諺がありました。
若狹惠美子 令和2年1月20日 筆