「言葉・行動から」
令和4年10月8日に札幌カウンセリング学習センターで開催されたエンカウンターグループに参加しました。今回はその時に自分の中で体験した内容ついて書こうと思います。
当然の事ながら、研修の最中は参加者の方々と共にする時間の中での気づきや学びを感じる事ができました。今回の研修で私が感じた事のひとつに、「人(自分含め)が何気なく発している言葉や起こす行動にも、その中にはその人なりの思いが隠れている・・・」と
感じる場面が研修の中で多くありました。
研修の休憩時間に、メイン会場の隣の部屋に入りました。部屋にはいつも通り箱庭療法で使用する玩具や小物がたくさん並んでおり、私は何気なく気になったレッサーパンダ2匹・アライグマ2匹・タヌキ2匹を手に取りました。選んだ全ての動物たちを研修のメイン会場に連れて行き、会場の中心にあるテーブルの上に置きました。2匹ずつ連れてきた小物たちを、それぞれ2匹同志が向き合い見つめ合う様に置きました。その際、頭では考ずに何気なく置きました。
休憩時間が終了して研修が再開されましたが、グループで沈黙が続く間に何気なく自分が置いた小物たちを見ていました。その瞬間、私の中で「この小物たち、すべて2匹ずつだ・・・」2匹という事、それぞれ2匹同志が向き合い見つめ合っている様子を見て、「私の中で何が起きて、こんな風に小物たちを配置させた?・・・自分の中に何があるのか?・・・」と、自分を見つめてみました。私は2匹ずつ見つめ合う状態で小物を置いた事について、研修の中で言葉にしてみました。言葉にしたことで私の中で答えがやってきました。それは、「今、自分には仕事上で肩を並べて相談し合える様な仲間が欲しかったんだ・・・だから、何気なく取ったそれぞれの小物たちも全て2匹ずつで、それぞれが隣合わせに見つめ合う状態で置いたんだ」というものでした。
人から出てくる言葉や取る行動には、その人なりの思いが隠れているんだなぁと感じた体験でした。
話は変わりますが、先日私の姉から電話がありました。姉から「あんたが書いているブログの文章見たわ・・・あれ良いわ・・・読んでて涙出てくるやつあるわ・・・あんたあのブログ書くの続けたほうがいいよ」と、このブログに対する言葉をもらいました。毎月15日までに「何を書いたらいいか・・・」と悩む時もありますが、許される限り文章を書き続けたいと思います。読んでいただいている皆様、ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。
2022.10.11 (成)