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2017/06/01

学習会でのひとコマ 65

少人数のグループ制の学習会では、毎週聴き合い伝え合いが実践的に体験学習として繰り広げられています。
   🙂   聴き方講座世話人若狹のコメント・声がけ

 

学習会でのひとコマ

 

29年6月

 

Kさん

この資料を読んでもっと子供を認め、尊重していかなければ・・と思いました。

 

🙂
ご家族とご自分を区別しながら、大事に関わりを持たれ、凄く変わって来られたなぁ、と思っていますが、ご自分ではもっと、と思われる何かがあるのですね…。

 

Kさん

うーん。      
(家族間のお話を数分しました。)

 

🙂 
 何か 自己否定的な考え方が、伝わって来るのだけれど…。何か起こると、『私が駄目』 と繋がりやすいのでしょうか。

 

Kさん

あぁ (突然思い当たるように話し始めました。)
 子供の頃、庭の草花を見たり、特に土の匂いがとても好きだったのですが、なかなか周りの人達には、理解してもらえなくて〜。当時から、人との関係が上手く持てないというか、自分がよく分からなく、はっきりと伝えられないこともあって、周りの人達の考えに合わせて来ました。いじめられてもきました。周りの人に勧められた通り進学をしましたが、何か違うなぁと言う感覚がいつもありました。だから学力は下がるし、いつも出来ないことばかり拾って、自分が駄目なんだって…。   出来ていることもあれば、出来ないこともあるとか、そのままで、別に悪いことではないのに、良い悪いで判断して、そのままの自分を認めていくことが、今でもなかなかできないです。『出来ない駄目な自分』って、すぐ繋がってしまいます。

 

  🙂 
 認め尊重したいのは、自分のことでしたね。

 

            🙂 他者との関係があって、そう感じ、そう考えたのは自分、そう選んで行動しているのは自分。自分を変えていくのも、自分しかいません。
良い・悪い・正しい・正しくないと言う枠は自分を支え、物事を判断し行動するには、とても大切なものです。しかし、苦しい時迷った時、自分の心に、素直になって聴き入り、枠(考え方)を柔らかく創り変え続けていけたら、生きるのが、もっと楽になります。自己否定をしていると、ますます頑なになり他にも見方考え方があるのに、視野が狭く敏感になります。ますます意識は否定的な物を拾いやすくなります。自分が拾いたいものを拾っているとも言えます。