30年9月
謹んで地震災害のお見舞いを申し上げます
4日から5日明け方にかけての台風に引き続き、6日の未明には震度7の地震が発生した北海道でした。
札幌市内でも大きく被害が出たところがあり、断水や全域に渡る停電で、多くの人がスーパーやコンビニエンスストア、ガソリンスタンドに行列を作りました。
その様な中 8日には学習会に来られた方々や「開催するなら出席しますが」との問い合わせがありました。集まった方々でそれぞれの、またご家族の安否確認の後、自分や家族の言動・行動について溢れる様に言葉になっていきました。話したい、伝えたい、分かってほしい…。人は本当に他者との関係を欲していると再確認する機会でもありました。それも『事』が大きければ大きいほどに。望ましい人間関係は心の安定と生きる力を強くしてくれます。
『話す』は『放す』に通じていて、気持ちや感情を解き放す働きがあります。いっぱいになっている感情を話すことで心が軽くなり、解き放された分新しい体験を取り入れることができます。気持ち感情は滞ったり固定されずに変化し続けるものです。適度に流れていなければストレスが溜まり、意識化されないでいると体に変調として現れる場合があります。
一方 そのままに傾聴してくれるのでなければ、話すことでますますストレスが積もってしまうと言うことも起きます。
学習会では『聴ける人になる学び』を続けています。