お正月気分も抜けて、日常生活に戻られている方、または、お仕事などでお正月気分を味わう時間すらなく、忙しくしておられた方もいらっしゃると思います。心も身体も健康にお過ごしでしょうか?
ステイホームが叫ばれ、気分転換の場を外に求めるのは難しい状況が続いています。最近では、おうち時間を楽しむツールも沢山紹介されているので、自分なりの気分転換方法を見つけている方も多いのではないでしょうか。
私にとってのそれは、料理だったようです。とても他人事のような表現になっていますが、ずっとやってきた料理は家事の一部でしかなかったけど、取り組む意識が変わって、やってみると実は良い気分転換になっていたんだと、最近になって気づいたので、このような表現になっています。
一人と猫1匹暮らしの私は、家族と暮らしていた時から比べると、随分楽な…必要に迫られた時に、最低限の家事を何となくこなすというスタイルになっています。ただ、料理だけは何故か無性に、どうしてもやりたくなるタイミングが定期的にやってきます。家族と暮らしている時は、毎日のことなので、『やりたくなる』という感覚より、『如何に手を抜くか』という思いの方が正直強かった…好きだったけど、楽しむ感覚からは遠い処にいたようです。『やらなくては』から解放された今、『やりたい』と思ったタイミングで始めると、料理に集中して取り組め、無心で野菜を刻みながら楽しいと感じたり、食材の香りで癒されたり…その都度発見があります。今まで気づかなかった感覚を改めて感じさせてくれ、思った以上にリフレッシュできるツールの一つとなりました。
自分の好きなこと、やってて楽しいと思うことが、こんなにも身近にあったとは…私にとって料理を作ることはリフレッシュに繋がりましたが、同じおかずを数日食べ続けるというストレスも運んでくるので、ほどほどに…が課題になっています。
2021・1・21(N)