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2022/12/08

ちょっと一息 71

美容師さんの話

 

美容室に行った時の美容師さんのお話です。

この時どんな流れからその話になったかは覚えてはいませんが、担当の美容師さんがご自身の仕事の話をされました。技術的な話というよりも、お客さんとのやりとりで気を付けていることや自分の態度などお客さんとの関わり方についての話でした。  

髪に触れる、顔周りに触れるという点でお客さんにとって非常に近く(そば)に入り込んでいく仕事なので、イヤそうにしていないか(不快そうにしていないか)を感じとることが必要だということ、そこを感じとれる感性をもっと磨いていきたいと話されていたことが印象に残りました。 

(カウンセリングの場面でもそうですが)音声になっている言葉と、音声にはなっていない言葉(身体言語)どちらも聴くことが出来るとより相手に添うことが出来るし、「人と人」という関係をもつ仕事では職業問わず大事なことだなあと思いながら聞いていました。 

自分が客の立場の時(美容室だけではなく飲食店でもスーパーでも・・あらゆるところで)技術的な部分が優れていると感じる店員さんも勿論、安心してサービスを受けられますが、プラスαとして こちらが言ってはいないけれど何か気づいてくれたとか一言声をかけてくれたりすると、“この店員さんすごいなあ、また次もこの人にあたるといいなあ”となります。

 

技術を磨くことも大事ですが、人と人の関係を大切にしていくカウンセリングの場に身を置く私も、目の前のお相手にもっと添えるように 自分の感性も磨き続けていくことは必要だなあと、、、髪をカットしてもらいながら改めて自分に喝を入れていました。             (S)