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2020/11/01

こころの音色 ~日々の暮らしの中で~ 20

毎朝5時半頃に起きて、夫と黒柴犬のココと私の3人で、散歩に出かけます。夜明けもだんだん遅くなり、まだ薄暗い状態です。日ごとに寒さが増して、木々の多い散歩道は、落ち葉が一面に広がっています。余程のことが無い限り、毎日出かけるので、出会う人達もいつものおなじみさん。ジョギングをしている若い方や、ご夫婦連れ、黙々と歩いている年配の方、いつもの犬友さんも…。犬達も嬉しそうに、尻尾を振って朝の挨拶をしてくれます。

今朝もいつもの犬友さんに会いました「昨日 ○○ちゃん(黒柴犬)がスーパーの入り口の所に繋がれていて、おとなしく飼い主さんを待って居たよ。偉いねぇ。」そんな話になりました。以前にも、○○ちゃんの飼い主さんから、「散歩の後買い物に行く時は、外につないで待たせている。」と言う話を聞いたことがありました。

時々見知らぬ犬が、じっと吠えもせずお利口さんに、飼い主を待ち続ける姿を見かけます。スーパーから出てくる人達の中に、親を探すその姿はかわいくて、思わず「お利口さん良い子だねぇ。もうすぐお母さん来るからね。」と、声をかけてしまうことがあります。親を見つけると、しっぽをいっぱい、いっぱい振りながら喜ぶ姿は「お母さんやっと来たぁ。待っていたよー。いい子にしていたよー」って言っているようです。

私はどうかって考えると、即座に出る答えがあります。我が家のココも良い子は出来るはず。だけど、とても、とてもできません。私の方が、心配で、心配で、外につないで待たせておくことに不安がつのり、買い物どころではなくなります。想像しただけで、もぅ とてもできないなぁ。

どちらが良い悪いでもなく、正解もなく、人それぞれの処のこと。

 

『考える』と『感情』絡み合って、『それに合った行動をする』ことが、妙に納得できた、出来事でした。

(若)2年10月29日 筆